春は排毒の時期
こんにちは。ゆうぢです。
さて、漢方で春は「肝」の季節です。
春は「肝」の最もよく働く時期でもあり、逆に「肝」に疲れをためやすい時期でもあります。
「肝」は知ってのとおり、解毒・排毒を司る臓器です。
この時期になると、風邪や花粉症などの、体内毒素を吐き出そうという自然治癒の働きが増強されます。
浄化しきれない老廃物を、ウイルスの働きを借りて一気に浄化しようというのが、風邪でもあるわけです。
ジンマシンや湿疹などの形で、排毒作用が出てくる人も多いですね。
もう一つふえるのが、「五十肩」(しかも、右側)です。
「肝」はお腹の右側にある臓器なので、主に右半身の流れを調節してます。
「肝」に疲れがたまると、右側の流れが滞り、肩こりや五十肩のような症状がでやすくなるんですね。
これも、一種の解毒反応かな?
五十肩には、指圧もオススメです。
特に指圧は、腹部もしっかりと施術するので、肝臓にも直接働きかけていけます。
肩だけの施術では、なかなか改善しにくいのは、原因・全体を考えてないからなんですね。
また、「肝」を良くするのは、この時期の旬である、「青(緑)の食材」特に野草や山菜です。
菜の花、よもぎ、フキ、たけのこ、たらの芽、ノビルなどの春の息吹は私たちに生命力をもたらしてくれます。
またこれらは、「肝」に滞った汚れを排泄してくれます。
山菜や野草を食べて、肌にブツブツが出る人がいますが、これは植物の力を借りて毒素を排泄している素晴らしい作用なのです。
山に行って、気持ちの良い空気を思いっきり吸い、野草や山菜の採集するのも、この時期オススメですね。
あっ、デュ・アンには、解毒を助ける、漢方スチーム(よもぎ蒸し)や岩盤浴もありましたね。
毒素が溜まってると感じる人は、漢方薬をもらうついでに、デトックスしてから帰ってくださいね~。
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